瀬戸内国際芸術祭2010ひとり旅日記(宇野、豊島、犬島)投稿者:専務

巷で話題の瀬戸内国際芸術祭に3泊4日で行って参りました。
関係各所には大変ご迷惑をお掛けしましたが、かなり前から予約をしていたこと、ここを逃すと会期内に改めて出向くことが不可能なため予定通り行かせていただいた次第です。

せっかく出向いたこともあり、日記風にして記録に残しておきたいと思うわけですが、可能な限り展示作品と関係の無い部分ばかりご紹介いたします。
 
作品の概要は、公式サイトやガイドブックはもちろん、多くの方が日記として書かれていますし、なにより自分の目で見ていただけれたらと思うわけです。
ただ、実際に行ってみて気づいたことや反省したことを書いておきますので、これから行かれる方がいらっしゃったら参考にしてください。

【各島の移動ポイント】
基本的に島ですので勾配がキツイです。そのため荷物が重い方は案内所で預けたほうがいいです。
また都会のように整備されているところばかりではありませんので、足元はしっかりしたもの、かつ着脱がしやすいものがお勧めです。(脱いで鑑賞する作品が多い)
計画を立てるのが苦手な方は、とりあえず自転車を借りられるところは借りたほうが時間と行動が自由になると思います。
小豆島だけは広いため、免許のある方はレンタカーがおススメです。
 
【オススメの持ち物】
  • 酔い止め(酔いやすい人は必須)
  • ペンライト(夜になると真っ暗になる場所あり)
  • 腕時計(できればソーラーかつ電波式、バス・船に乗り遅れないよう)
  • DOCOMOの携帯(Softbankだと電波が入りにくいです)
  • 小さく折りたためる予備バッグ(ゴミや購入グッズ運搬用)
  • 筋肉痛の薬(歩き慣れていないと次の日大変なことに・・・)
  • 雨具(できればレインコート)
  • タオル
  • バランス栄養食的なもの(食べるところが少ない、緊急時に)
  • クリアーファイル(チケットや案内書をまとめます)
  • JAや郵便局または漁協のATMで引き出せる銀行カード
    (カード決済やお財布ケータイなどは諦めたほうが幸せになれます)
 
 
ということで、初日は「豊島」と「犬島」
「豊島」
意外に広くて、かつアップダウンが激しい。
臨時バスも多く、割と運転手さんが柔軟に対応してくれる。
晴れていて、かつ、足腰が丈夫な方なら自転車もという手もあり。
美術館オープン後にゆっくり見るなら、一日半~二日必要かも。

「犬島」
豊島からの高速船が混むため、桟橋に早く並ぶほうがいいかもしれません。
島はバスもなければ自転車の持ち込みも難しそう。
ただ、島自体が小さいため、作品を回るだけなら、徒歩でも次の出航までには十分間に合うと思います。
製錬所はアトラクション方式で完全に自由に鑑賞できないため、時間がほぼ決められてしまいます。

さて、ここから当日の足取りを追ってみました。
 

【宇野港】
今回も岡山県側からアプローチします。
自宅から宇野港までは約5時間、駐車場は駅東にある500円/24時間パーキングを利用しました。
これだと4日で2000円のため、とってもお得で合法的です。

まずはおなじみの「さぬきや」さんから。
相変わらずのワンダーランド感が漂っています。
あれ?ファザード新しくなったかな?
今回は利用しておりません。

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【宇野→豊島行きフェリー】
航路によっては2daysフリー乗船券が役立ちます。
この日行く犬島は往復で3,600円かかります。
加えて、いま載っている豊島へのフェリーと明日の小豆島、高松への移動を考えると確実に安くなります。
ちなみにかなりの雨風。デッキへ出ると体ごと飛ばされそうになります。

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【船から豊島を臨む】
豊島が見えてきました。
崖の中腹に謎のトンネル発見。

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【豊島到着】

唐櫃港から上陸。
朝早いため、まだ受付の準備中。
案内所(かぐや姫?)は竹で作った島民お手製、構造上雨漏りします。
屋根にシートを被せるか、隙間をパテのような充填剤で埋めるというのはいかがなもんでしょうか・・・
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島はカニだらけ。この写真にも3匹写っています。

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「遠い記憶」前にある古びた遊具。
元からあったか、作品のために持ってきてかは不明ですが、とりあえずブログにアップしてみました。

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【犬島へ移動】
豊島を軽く流したら、一番込むと予想される犬島航路に飛び乗ります。
悲しくなるぐらい、雨、風とも強し。
寿司詰め状態の船内は重苦しい雰囲気が漂います。
目の前の子供は完全にグロッキー状態。
船に酔いやすい人は、波が高い日は避けたがほうが幸せかも・・・

さて、降りたらすぐに案内所前に並び、ひとりずつ帰りの船便時間の整理券をいただきます。
船に乗れる人間の数は限られているため当然です。
自分は定刻より1時間早い臨時便を選びました。

もちろん犬島に到着しても雨。傘を拡げると折れそうなので、アートプロジェクト「製錬所」入り口まで走ります。

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一通り、製錬所を鑑賞したらお腹がへったので製錬所カフェでおやつ兼昼食。
犬島ドックはあたたかいお茶が付きます。
前の人がそれを知らずにコーヒーを注文していたので、つい「お茶いらないならください」と言いそうに(雨で身体が冷たいのです)
できれば、利用者が勝手に使えるレンジとオーブントースターがあれば、より美味しく食べられるのではないかと思う次第です。ちなみに島らしく魚系のパテです。

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「精錬所」も良いのですが、周辺エリアもなかなか見所があります。
ライトな廃墟マニアには堪らない空間です。

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ポッコリ開いた穴は採掘の後らしいです。
島中、穴だらけです。

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いい感じに朽ちてます。
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少し小雨になって来たこともあり、製錬所エリアから居住エリアに移動します。

鳥居に載せられた小石。よくありがちな光景です。
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キチンとお地蔵様にお水とお花が供えられていました。
こういったものが放置されていないのが島の良いところです。

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「防犯街灯」と書いてありますが、そもそも点灯するのか心配です。

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当たり前ですが、アートで食べているわけではありません。
こちらがリアルな姿でしょう。

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ごみ処理が自前で出来ない島にとっては死活問題でしょう。

ゴミの不法投棄は「×」されますの空白がシャレにならない感じです。

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島なので猫が多いです。
犬はあまり見かけませんでした。
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ここでまた休憩。酔い止め薬を飲んでいるためやたら喉が乾きます。
こちらは犬島ジンジャーと呼ばれるドリンク。オススメ。
ちなみに、この時点でパスポートケースなるものがあることを発見、早速購入。
カバンからの出し入れが無くなり楽になりました。
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この島を一周した時点で、臨時便出発まであと20分前後。
小さな島なのでゆっくり歩いても約2時間。定時の便のみで移動すると少々余り気味かもしれません。


さて、またまた豊島に戻ります。
犬島で小雨だった雨が、ここではまだ本降り。
もう足元がグチャグチャです。

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ガイドブック片手に急ぎ足の方ばかりですが、ゆっくり歩きながらあたりを眺めると、島が抱えている問題の一部が見えてきます。
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昭和30年代な感じです。
ちなみに芸術祭関連の案内板は、水色と白のストライプとなっています。
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こちらのお地蔵様はかなり防御性能が高そうです。
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かなり特徴的な積み方の石垣。
そういえばガイドブックにも書いてあったような気が・・・。
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一応作品番号が付いている「島キッチン」。
でも、まあ飲食店扱いということで写真撮影OKです。
写真はオリーブサイダー、500円。
結構美味しくて、あちこちで飲ませていただきました。
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メニューはこちら。
お腹は空いていないため飲み物だけですが、みなさんカレーなどを頼まれているようです。
ちなみに、時刻は15:30過ぎ。カレーはおやつ???
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カウンター席から中庭方面。
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豊島泊のため、自分以外の鑑賞者のいなくなったエリアをゆったり散策。
みなさまは船の時間でお帰りになった様子。
こういう場合、宿泊者は便利です。棚田が美しい。
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この後、バスに乗り遅れた酔っぱらいに絡まれなければ、より充実した一日になったことでしょう。
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