地球温暖化と異常気象 (from h2)

 この秋から冬にかけて、例年より暖かい日が多いです。 野菜(白菜、大根、キャベツなど)が例年に無く豊作で、JAが廃棄処分しているとの記事が紙面を賑わせています。 これも温暖化のせいでしょうか。  先日のTVでも放映していましたが、南極の氷の減少や、アルプスの氷河の後退、水の都 ベニスが満潮時に歩道に海水があふれ、観光客は、橋げたを渡ってサン・ピエトロ寺院に入っていく様子などが映し出されていました。 そのうち、さんご礁で作られている美しい南国ツバル共和国が、海に沈んでしまうのも時間の問題のようです。  ツバルの大統領は、「私の国は皮肉にも、もっとも環境破壊に貢献していない国のひとつであるにもかかわらず、気候変動や温暖化による破壊的な影響を受ける国のひとつなのである」 と演説の中で言っています。  自分の撒いた種で無いのに、先進国の CO2 (二酸化炭素) の排出により、国が無くなる程の影響を、これから受けるのです。  卑近な例で言えば、大阪で住んだ事がある方は経験されている事ですが、大阪の淀川の水は大変まずく、このままでとても飲めません。 これは大阪人の問題ですが、大阪人の責任ではなくて、上流に住んでいる人や工場が水を汚している為に、彼らが被害にあっているのです。  木津川上流に住んでいる我々にも責任の一端があるのかも知れません。 これと同じことが、川の上流と下流ではなく、時間の上流と下流で起こるのです (場所的な問題なら移動もできますが、時間的な問題は時間を移る事ができませんので、より始末が悪いです)。  地球シミュレータ (スーパーコンピュータ) の計算結果では、現在のまま、CO2の排出が続くと、100年後、地球平均温度が 2.5〜4.2℃ 上昇し、アメリカで発生したカトリーナ級 (カテゴリー5) の台風が太平洋で普通に発生するとの事。 又、アメリカ、ヨーロッパなどの現在の文化の中心の国が、砂漠化し、日本においては真冬に紅葉したかと思うまもなく、桜が咲き始め、富士山は永久凍土が溶け、山頂はずんぐりむっくりの、唯の山になるそうです。  実際は、アメリカやヨーロッパが砂漠化するまでに、(食料確保が人類にとっての最重要課題でしょうから) 食料をめぐり、地球規模での国家間紛争 (戦争) が起こる事でしょうし、当然、先行きが見えない時代となり、全世界的な末法思想が蔓延するのでしょう。  現在地球上で生活している我々は100年先には存在していないので 「そんなの関係ないや」 と思うかも知れませんが、100年までの間、例えば数十年先には、当然色々な兆候が現れてきている事でしょうし、自分の子孫 (子・孫) の時代へ、大きな負の遺産を、残していく事になります。(日本などは、食料自給率 40% なので、まともに影響を受けるでしょう)。  我々にできる事は何か、は大変難しいことですが、先進国の1人でも多くの方が、早急に、これを自分の責任として捉え、認識することが、解決の第一歩だと思います。  (もしかすると、現在、地球を汚している張本人が世界規模の大紛争を起こし、結果的に自らが自らを一掃し、この問題が解決される。 というシナリオがあるかも知れません ――可能性は大きいですが―― これはある意味、地球の自浄作用かも知れません)。  子供の頃読んだ 「ノアの箱舟」 は、乱れた世を一掃しようと神が企てました。 神は善良なノアだけにこの企てを伝えました。 ノアは生き物の代表を箱舟に乗せて、洪水の過ぎ去るのを待ちました。 数日後外に出ると、外の生き物は一掃され、箱舟に乗っていた生き物たちの新しい生活が始まりました。  現在の地球温暖化は、「ノアの箱舟」 の再来を思わせられます。神は自然であり、自然に逆らって、好き放題やってきた人類が、そろそろ神 (自然) の裁きを受ける頃が来たのかも知れません。 でも人類は 「ノアの箱舟」 で、何処に避難出来るのでしょうか (地下シェルター? それとも新しい惑星?)?????
このページのトップへ