モラル・ジレンマ (from h2)

 まず、次の話を読んでください。 %A4%AA%BE%EB.JPG あるお城に、男の子が門番として勤めることになりました。  このお城には、国民から大変信頼され、尊敬されている王様が住んでいます。  お母さんからは、 「王様がいるから、この国の人は平和に暮せるのだよ。 王様の言う事を良く聞いて、門番をしっかりと務めなさい」 と励まされて、お城に来ました。  門番になるとき、王様から、 「私の許可無く、勝手に門を開けてはいけないよ」 と、厳命されて門番を始めました。  男の子は、その王様の城の門番が出来る事を大変誇りに思って、お城の門番を務めていました。  ある日、王様が、口も聞けなくなる重い病気になりました。  急遽、この知らせを聞いた医者がお城の門を叩きました。  「門を開けてください。でないと王様はどうなるか判りません。緊急を要します」 と言っています。  門番である男の子は、王様からは 「私の許可がないと、門を開けてはいけない」 と強く言われています。 しかし医者をお城に入れないと、王様は亡くなってしまうかも知れません。 王様に相談しようにも、意識不明で相談しようもありません。  男の子は門を開けるべきか否か、大変困っています。  という、お話です。  これは、小学校 (中学校?) の道徳の授業で、子供に投げかけられた宿題です。 子供は宿題をやる為に、家に帰って、家族と話合ってもOKです。  門番にとって、王様の命令を守るべきか、王様の命を守るべきか、どちらかに決断しなければならない場面です。 いわば、モラル・ジレンマなのですね(実社会においては、このような局面は結構あるものです)。  あなたが門番の立場なら、どうしますか?  又、このような宿題を持って帰ったとき、自分の子供と、どのように話をしますか?
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